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企画展「故事人物を訪ねる―久留米藩御用絵師の絵画からⅢ―」

2023年10月21日~2024年01月15日

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久留米藩の御用絵師を務めた三谷家は、日本絵画史上最大の画派である狩野派に学び、さまざまなテーマの絵画を制作しました。
本展では故事人物画に焦点を当て、習作に描かれた人物のほか、中国ゆかりの人物、宗教上の人物、激動の時代を生きた武将など、多様な人物像を紹介します。描かれた各人の姿やエピソードと共に、その人柄を感じてみてください。

展示資料紹介(一部)

​【七福神船遊図
(しちふくじんせんゆうず)】
江戸時代後期 
 三谷友林主郷(1819‐1864)
  個人蔵

​【七福神船遊図
(しちふくじんせんゆうず)】
江戸時代後期
三谷友林主郷(1819‐1864)
個人蔵



七福神は、縁起を担いだなじみ深い画題としてしばしば描かれます。画中には、「アカ」「白」などの色の名称が記されており、彩色はこれらの色指定をもとに行われたと考えられます。

​【寒山図(かんざんず)】
江戸時代中期 
三谷永就資信(1759‐1825)
 久留米市教育委員会蔵

​【寒山図(かんざんず)】
江戸時代中期
三谷永就資信(1759‐1825)
久留米市教育委員会蔵



拾得と対で描かれます。2人は中国唐時代に実在したとされる僧で、人里離れた山奥で文芸活動をしながら気ままに過ごしたと伝わります。にやりとした不敵にも見える笑みは、一般人には及ばない境地に達している彼の様子を表しています。

​【拾得図(じっとくず)】
江戸時代中期 
三谷永就資信(1759‐1825) 
久留米市教育委員会蔵

​【拾得図(じっとくず)】
江戸時代中期
三谷永就資信(1759‐1825)
久留米市教育委員会蔵



通常、拾得はほうきを、寒山は巻物を持った姿で描かれます。口元は寒山と同じく笑みを浮かべています。寒山拾得は、狩野派の絵師もしばしば描いており、絵師の間では必修の画題として知られていました。

​【勿来之関図(なこそのせきず)】
江戸時代後期 
三谷友林主郷(1819‐1864) 
 久留米市教育委員会蔵

​【勿来之関図(なこそのせきず)】
江戸時代後期
三谷友林主郷(1819‐1864)
久留米市教育委員会蔵



題材は、平安時代の武士・源義家(1039?‐1106)が、風に散る桜を惜しんで詠んだ和歌です。馬に乗った義家の衣の朱色と、桜の白の対比が美しい作品です。

【韋駄天図(いだてんず)】
(人物画巻より)
江戸時代  作者不詳  個人蔵

【韋駄天図(いだてんず)】
(人物画巻より)
江戸時代 作者不詳 個人蔵



仏教の守護神の一人である韋駄天です。修行を妨げる魔鬼を退散させるべく、すごみのある顔で前方を見据えています。本作と同様の作例には、日本でも人気が高かった中国の画僧・牧谿(もっけい、宋末~元初)が手掛けたとされるものがあります。

会期中のイベント

美術史講座(全2回)

三谷家の画業や、地方の御用絵師が担った役割について学ぶ美術史講座を開催します。

第1回「久留米藩の御用絵師・三谷家を知る」
 日 時:令和5年11月18日(土) 午後1時30分~2時30分
 講 師:村上春海(久留米市文化財保護課 学芸員)

第2回「地方の御用絵師が担った役割」
 日 時:令和5年12月16日(土) 午後1時30分~2時30分
 講 師:日野綾子氏(九州歴史資料館 学芸員)

 会 場:篠山神社参集殿(有馬記念館隣接)
 定 員:先着30名程度
 参加費:無料
 申込み:不要
 その他:臨時駐車場あり


 

基本情報

開催期間 令和5年度有馬記念館企画展「故事人物を訪ねる―久留米藩御用絵師の絵画からⅢ―」
・会 期 令和5年10月21日(土)~令和6年1月15日(月)
・休館日 毎週火曜日および年末年始(12月28日(木)から1月1日(月))
※1月2日(火)から4日(木)までは、特別開館です。
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料 一般 210円(150円)、高校生以下は無料です
※( )内は15名以上の団体料金です。ただし、無料で入館されるお客様は
 団体の人数には含まれませんので、ご注意ください。
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳の交付を受けてい
 る方とその介護者1名は無料で入館できます(受付で手帳をご提示くださ
 い)。
その他 ・上下階への移動は、車椅子対応のエレベーターがあります。
・1階の多目的トイレは、車椅子でもご利用できます。

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