久留米城は、江戸時代のほとんど、約250年を治めた有馬氏の居城跡で古くは笹原城とも呼ばれていました。
天正15年(1587)、近世大名として初入城したのが毛利秀包で、その後田中吉政が居城し、さらに有馬豊氏が福知山から転封され、以来廃藩置県までの居城跡です。
今は、平山城づくりの本丸跡が残るのみですが、見事な城の石垣、正面側(南側)の内濠に昔の姿をしのぶことができます。
篠山神社は、明治10年(1877)、旧藩士・領民によって有馬家への追慕・感謝のため建立されました。境内には、藩主の信仰が篤かった大乗院稲荷神社、毛利秀包をまつる(小早川神社)、島原の乱の戦死者をまつる篠根神社などがあり、春は桜の名所(御衣黄桜)となっております。
東郷記念館は、東京の麹町にあった東郷平八郎氏の書斎を、家屋改築の際に久留米市出身の実業家・小倉敬止氏が譲り受け、その後大正15年6月に久留米市に寄附されたものです。昭和35年、有馬記念館の新築と同時に、書斎は久留米城本丸跡に移転、再建されました。
※見学に関しては無料となっておりますが、普段は鍵を閉めておりますので、事前に連絡をお願いいたします。
※休館日は有馬記念館と同様、火曜日となっている他、天候の状況により公開できない場合もあります。
有馬記念館の1階、正面入口左側のレストラン有馬では、雄大な筑後川を眼下に眺めながら、お食事が楽しめます。
茶懐石・御会席等もご予約にて承っております。
営業時間 | 11:00~14:30 |
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定休日 | 火曜日 |
電話番号 | 0942-33-3030 ※2階展示室とは番号が異なります |