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[平成25年度第1回企画展]徳川将軍家と有馬家―古文書にみる主従のかたち―

2013年08月31日~2013年10月14日

 久留米藩主有馬家は、藩祖則頼が豊臣秀吉に仕え、その子である豊氏が関ヶ原合戦で徳川家康率いる東軍に与し勝利したことで丹波福知山に領地を得、大坂の陣の戦功により筑後久留米へ加封されました。こうした過程のなかで、有馬家は江戸時代250年余り続くことになる徳川将軍家との主従関係を形成していきました。
 今回の企画展では、徳川家康・秀忠・家光から有馬家宛てに出された書状や御内書を中心に公開し、“古文書からうかがえる両者の主従関係のかたち”を紹介します。
 また、前史のなかで、秀吉から則頼に出された朱印状、石田三成など豊臣家の奉行らによる連署掟も公開します。リニューアルオープン後、古文書にスポットをあてる展示は初めての企画です。 

展示内容(一部)

1.慶長5年(1600) 八月十三日付徳川家康書状(久留米市教育委員会所蔵)

八月十三日付徳川家康書状

八月十三日付徳川家康書状

 慶長5年、徳川家康に従軍して会津の上杉征伐へ向かっていた有馬豊氏ら諸将は、7月24日下野国小山において、上方の石田三成が挙兵したとの報に接します。小山の評定を経て、家康は江戸へ帰還、諸将は三成討伐の先発隊として西を目指しました。

 書状は、江戸にいる家康が、その出馬に備えて東海道に待機する諸将に宛てて、周辺の状況報告を求めるために発したものです。

2.寛文四年(1664) 四月五日付徳川家綱領知判物写 (久留米市教育委員会所蔵)

四月五日付徳川家綱領知判物写

四月五日付徳川家綱領知判物写

 徳川4代将軍家綱は、寛文4年4月5日付で全国の諸大名に対し、それぞれの領知(領地と領民に対する支配)を認める文書を一斉に発給しました。

 写真は、久留米藩主有馬家3代・松千代(のち頼利)に宛てたものの写です。

基本情報

開催期間 •2013年8月31日(土曜日) ~ 2013年10月14日(月曜日)
•休館日は毎週火曜日。火曜日が祝日の場合、その翌日が休館となります。
開館時間 •10:00 ~ 17:00(入館はなるべく16:30までにお願いします)
入館料 •一般…200円(150円)
•小・中学生…100円(50円)
•小学生未満…無料
•( )内の50円引きの料金は、15名以上の団体料金です。なお、小学生未満の児童や、土曜日の高校生以下の方など、無料で入場されるお客様は団体の人数には含まれませんので、ご注意ください。
•毎週土曜日は、高校生以下の方は無料となっております。生徒手帳等、身分を証明できるものを提示してください。
•障害者とその介助者1名は無料となります。ご来館の際は障害者手帳等を提示してください。

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